新型コロナウイルスの影響で、健康食品サプリメントの製造業界(OEM・原料)もインターネット集客の位置付けが高まっています。



ぶっちゃけ・・・
弊社のように、どこの原料会社でも、営業マンがいらなくなる!
まぁ、営業コスト;人件費が広告費などの集客コストへと切り替わる。
(弊社は、完全プル型で、原料担当は、ずっと私だけですから・・・。)

実際問題、その影響として、複数の原料メーカーでは、人員整理 が行われ始めています。

退職勧告や解雇通告を受けるケースもあれば、給与面での大幅ダウンで自主退職を促すケースなど、いろいろなことが起こり始めています。
例えば、基本給が非常に低く、年収における賞与割合が大きければ、必然的に年収ダウンする。コロナの影響で夏の賞与ゼロであれば、会社を去らざる終えないケースも出てくる。

実際、仕事を持っていない若手(新人)の離職率が高くなっているので、ちょっと残念かな・・・。

秋以降、この動きは、加速するだろう。
おそらく、この動きは、新型コロナウイルスの問題の終息が見えてくる来年末もしくは再来年まで続くだろう。

一方、こういった理不尽な変化が起っている中、儲かっている会社は儲かっている。

例えば、Web制作会社や法人向けの集客を行っている会社(広告代理店)などは、忙しい状況が続いているだろう。
制作会社は、価格破壊が起こった後なので、忙しいけど儲からないという状況が続いているかもしれないですが。

健康食品サプリメントの製造や原料のキーワードでも、リスティング広告の単価が上がっていることは、そのことを物語っています。

ほんと、どこの業界もWeb集客へと移行している。

たまに、物凄く費用対効果が悪いビックワードでのリスティング広告を行っているケースが見られるが、上手く広告代理店に騙されて無駄に予算消化されているなぁと感じることも少なくないです。
基本、知らない人からお金を取ることがモットーのIT業界らしいやり方です。

健康食品サプリメントの製造業界のように、法人向けサービスの場合、

キーワードを徹底的に絞り込む 必要があります。

原則、消費者からのクリックを避けて、業界の人間や販売会社の商品開発担当者だけを集める必要があります。
だから、ビックワードで広く広告してはいけません。

例えば、弊社のまめ鉄のリスティング広告の場合、「鉄」というビックワードで集客しちゃうと、あっという間に予算が底をついてしまいます。
多くの消費者が検索を行う「鉄 多く含む食品」「鉄 サプリメント」などで拾ってしまい、無駄にクリックされて広告費が課金されてしまいます。

まぁ、あまり絞り過ぎると、クリックされなくなり、全く集客につながらなくなるので、広告費用対効果が合う微妙なラインを攻めないといけないのですけどね。

ちなみに、こういった法人サービスのリスティング広告って、販売者の支援にもつながることがありそうです。
ただし、健康食品サプリメントの業界に限定されるでしょう。
個人向けサービスより法人向けサービスの方が、関連法規の縛りも緩いですからね・・・。

何れにしても、SEOも行いつつ、隙間のワードを見つけながら、上手くリスティングも利用して集客していかなければならない時代になりました。
ますます営業マンが不必要な時代へと変化していくなぁ・・・。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。