CBDは、回収騒動などが起こっており、健康食品サプリメント製造業界では、NMNが盛り上がっています。
業界紙でも、こんな形で。



一方、この記事は、どれほど現状を捉えているだろうか?

新たなネタがない中、CBDやNMNなどで市場を煽らないと、市場が盛り上がらないという背景もありますが、製造業界の独りよがりになりかねないです。
過去、そういった添加物系素材がたくさんありました。

実際、私も、この様な記事を書き、一時、アクセスが集中しました。もちろん、アクセスしたのは、製造業界の方が中心。



製造業界の方が中心ですが、多くの方が注目していることは間違えないでしょう。

一方、実際にNMNの商品を作って販売しているのは、多くが中国系企業です。
主に、越境ECで販売されています。

弊社は、今週なんて、日本人より中国人からの方が問い合わせが多い状況です・・・。
やっぱり、NMNが多い。

でも、成約しない。
求めている価格が全くかけ離れている。

一方、越境ECも、販促費を投じて広告活動・PR活動を行わないと商品が売れない時代になりつつあります。

こういった現状があるので、今後、勝っていけるのは、中国から乗り込んで中国向けに商品を製造しに来ている会社さんでしょう。
ここ最近、健康食品サプリメントだけに限らず、化粧品でも、乗り込んでくる企業の規模が大きくなり始めています。

ある意味、中国向けの市場も、市場が成熟し始めています。

求められる価格が全くかけ離れている理由は、おそらく、広告費から逆算されているのだと思います。
最近、そうやった広告ありきの商品開発が増えています。国内向けに限らず中国向けでも。
こういった会社さんは、長く商品を売らない。
フラッシュマーケティングと同じで、一時的に儲けることしか考えていない。

ぶっちゃけ、単味で真っ向から勝負すると、上手くいかんでしょう。

このNMNという素材を攻略するためには、日本独自の素材と組み合わせるだけではなく、日本独自の技術で処理(二次加工)する方が好ましいでしょう。
正直、参入障壁が上がっている・・・。

こういった現状を見ていると、このNMNの市場は、騒ぐほど美味しい市場なのだろうか?と疑問に思ってしまいます。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

kuri photoM2株式会社アンチエイジング・プロ COO/順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。