現在、NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)の案件が増えています。やっぱり、レスベラトロールを取り扱う会社だからかな?
これは、仲間達と情報交換しても、間違えない市場動向だと思います。

そして、過去は、NMN原料の支給案件が多かったのですが、ここ最近は、原料調達まで依頼されるケースが増えてきまいた。
中国向けから国内向けにシフトしてきたかな?
販路はネット系が多いかな・・・。

市場における原料の競争も激しくなってきています。

実際、原料価格は、50万円/kg前後で流通しています。
この価格を維持できるのであれば、維持した方が良いでしょう。
まぁ、もっと安く仕入れて供給することはできますが、価格の下げ合いが起こるだけなので、原則、弊社は原料流通を行うつもりがないです。

弊社のOEMでは、いくつかの原料を使い分けしています。

もちろん、顧客のニーズに合わせて。
例えば、こんなニーズに分類できると思います。

国内在庫品で少しでも早く商品化したい
待っても良いから安く商品を作りたい


その他にも、正規通関された原料じゃなきゃダメなど、いろいろなニーズがあるため、そのニーズを聞き取るため、しっかりインタビューさせていただいております。
要望があれば、厚生労働省登録機関で原料の分析も実施しています。
CoA-NMN

そして、最も適した原料を選定して、OEM製造させていただいております。
(今後、時には、原料供給状況が変化し、顧客に原料変更の提案をするケースも出てくるでしょう。)

一方、いろいろ原料選定する中で、なかなか悩ましいのは、

興人ライフサイエンスさんの特許 に対して抵触するかどうか?と採用の判断。

なぜ興人さん?と思われる方も多いかもしれませんが、酵母由来のNMN原料の特許は、オリエンタル酵母さんではなく興人ライフサイエンスさんが取得されています。
いろいろあるのでしょう。

まだ取得されていませんし、なかなか製法特許は、証明することも難しいので、いろいろな面で優位性があり、輸入者の原料メーカーさんが特許に対するしっかりした見解をしめしてもらえないと採用できないかなぁ・・・と感じています。
じゃなきゃ、販売者のお客様に迷惑をかけてしまいますからね・・・。

発酵法の原料って、(通関時に開示しなきゃバレないけど)どうしても遺伝子組み換えの問題もあったり、判断が難しい。
原料の裏側を知っていないと、こんな心配をする必要もないのだが、いろいろな原料を取り扱っていて、裏側も知っている以上、採用ハードルも厳しくなる。自分で自分の首を絞めている感もある。

まぁ、いずれにしても、NMNの市場は、成長していると思いますが、どこまで成長するか?は未知数 の部分があります。
過去にも話しましたが、ブームが起こる前に、価格競争が激化するなど、アホなことも起こっていたりもします。

ちなみに、現在、NMNの案件は、調査も多いので、採用率が低い。
酵素の時と同じ。
こういった時は、必要以上に労力をかけない方が良いのでしょうね。

最後に・・・
このNMNに関しては、目立たず、こっそり儲けるのがポイントなのでしょうね!

弊社は弊社のスタンツで、上手くやっていこうと思います。

P.S.
弊社のNMNのページでは、体内動態や機能性について、文献情報付きで紹介しております。是非、参考にしていただければ幸いです。

おそらく、食品でもNMNを摂取していたり、摂取したナイアシンからも部分的にNMNに変換されているんでしょうね。


【追記】
どんな特許?って聞かれることが多かったので・・・
参考までに、興人ライフサイエンスさんの情報を以下のように抽出してみました。

β-NMN高含有酵母エキス
【請求項1】
次の理化学的性質を有する酵素を用いて反応させる工程を含むβ‐ニコチンアミドモノヌクレオチド含有酵母エキスの製造方法。
(1)作用:ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドをニコチンアミドモノヌクレオチドに加水分解する。
(2)至適pH:pH4.5~6.0。
(3)至適温度:45℃~60℃。
(4)由来:Rhizopus 属に属する微生物

β-ニコチンアミドモノヌクレオチド含有酵母エキス及びその製造方法
【請求項1】
β‐ニコチンアミドモノヌクレオチド含有酵母エキス。

その他、用途特許も出願され始めています。これは、発酵法に限らず、合成法の原料にも影響が出てしまいます。
これら特許の動向は、常に見守っておく必要がありそうです。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

kuri photoM2株式会社アンチエイジング・プロ COO/順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。