タイトルのPCR検査を増やしたくても増やせない現状を作ったのは、すべて政府の後手後手の対応によるものです。
このPCR検査に限らず、全てに対してスピード感がない。

実際、全自動PCR検査システムに予算が投じられていない!
まぁ、投じたくても投じれない背景と投じても検査を増やせない現状があるからです。

実際、かなりの数のPCR検査を行うには、ロシュ・ダイアグノスティックス社製の多検体処理可能な全自動遺伝子検査装置「コバス 6800 システム」や「コバス 8800 システム」などが必要になります。



実際、韓国でも、全自動PCR検査システムが導入されています。
各諸外国でも、このような機器が導入されています。



このような全自動PCR検査システムがあれば、検査を行う臨床検査技師不足の問題も解決できるでしょう。

さて、Q:日本では、このような機器が無いのでしょうか?

A:きちんと存在し、フランスなどで活躍しています。



プレスリリース原文

おそらく、認可や既得権益の問題もあるのだろう。
日本は、他の国に比べて、認可まで時間がかかるのだろう。
この記事が物語っています。



日本でなく、まず欧米で販売されている現状があります。
それは、日本より欧米での認可の方が早いと判断しているためだろう。

コパスのようなグローバル企業の機器は、世界中でニーズが高まっているので、確実に品薄になるだろう。
日本政府は、特枠を設けてでも、日本企業の機器の認可を迅速に行うべきでした。

政府を擁護する訳ではないですが、政府が一生懸命に動いても、なかなか変えることができない根深い問題があるのです。
厚生系行政の体質の問題もあるのだろう。
良くも悪くも、政府が力ずくで帰る力がないのだろう。

海外での承認実績を活用して、今からでもすぐに認可すべきなのですが、もはや、そのような段階ではない。
事態は変化しています。

PCR検査を増やせない新たな問題が出てきているからです。

PCR検査用の試薬や検体を採取する綿棒などの資材も不足しているため、今後、PCR検査は増やしたくても増やせないだろう。

後手後手なスピード感がない対応が全て原因しています。

この局面では、唾液によるPCR検査に切り替える必要があるだろう。
まぁ、今の日本の現状を見ていると、なかなか難しいと思うが。

また、何とか試薬を確保するか、国内での試薬製造できるような体制を作っていくしかないだろう。

もしくは、PCR検査を増やすことを諦め、抗原検査を徹底する方向で進む方法でしか終息は見えてこないだろう。

現在、私は、”感染者数も減っているため、抗原検査を行って陽性だった人間だけPCR検査するなど、PCR検査を行う人間をかなり絞っていた方が良い”と思う。
PCR検査を増やすことは、現段階、得策ではないと思う。


いろいろな意見があると思う。
最善の選択をしてもらえればと思います。

コロナに負けるな!

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

kuri photoM2株式会社アンチエイジング・プロ COO/順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。