今、緊急事態宣言が出て、社会が混乱している。

現在、政治家の認識の甘さと、後手後手な対応が目立つ。
認識の甘さは、これが物語っている。



やっぱり、この状況は、あまり良くない。
この時点で、補償なしで、いつまで社会を止めるつもりだろうか?

そもそも、今までターニングポイントは、2つあったと思う。政府は、それを逃している。
この2つのどちらかを行うべきだった。

1.春節時の中国からの渡航制限
2.2月からの出国制限


基本的に、新型コロナは、2段階で持ち込まれている。
まず、最初は中国人観光客。
次は、海外旅行した日本人。

今、それらが拡大してる。
時期的に、春節時の判断は、難しかったかもしれない。でも、対応すべきだった。一方、出国制限は、2月末くらいからでも可能だったのではないだろうか?

学生が卒業旅行したりと、特に3月は日本からの旅行者が増える時期だと想定できたはずだ。感染してきた学生が卒業式になだれ込むことも。
3月にイタリア・スペイン・フランスなどに渡航制限するだけでも、コロナを持ち込む感染者を減らすだけでも、効果はあったはずである。

全て後手後手だ!
ウイルスは待ってくれないのに。

医療崩壊寸前という、今の状況はなく、緊急事態宣言もなかっただろう。
感染者も、それほど多くなく、積極的な検査実施であぶりだされただろう。今となっては遅い。

最善な対処方法は、

先手先手で感染者の流入を食い止めること!

だったのだ。台湾が良い例。
だが、もう遅い。
だから、先日、戦犯の階級を述べたが、政府がS級戦犯なのだ。

非常に危険なことなのだが、すでに政府は、正しい判断ができなくなってきている。これが物語っている。



布マスクを配布する必要はない。マスク製造を補助したり、医療機関へ投資したりした方が、有効だろう。
また、ネットカフェ難民のような人達が宿泊する施設の費用に対して補助するなど、もっと底辺の人達を救うために使われるべきだろう。

もう、この状況になったのであれば、今の最善な対応をすべきだろう。でも、政府は頼れないから、自己防衛するしかない。個人レベルでも、会社レベルでも。

やっぱり、その方法は、

手洗いの徹底
マスク着用の徹底
3密の回避


であり、基本、長期間にわたって残存するノロウイルスと同じ扱いをした方が良いだろう。違いは、致死率が多少高く、発熱で長く苦しみが続くという点ぐらいだろう。

貴重マスクは、手作りでも良い。使い回しでも良い!
もちろん、洗って使えるタイプのマスクでも良い。

マスクの効果は、空気中のウイルスカットではない!
手の口元接触頻度の低減だ!

これだけ手洗いが徹底されていても、感染が拡大するのは、外出先で手にウイルスが付着し、口元を触って起こるのだろう。

新型コロナは、長期にわたって残存するようなので、手洗いに加えて、スマホなどの殺菌も積極的に行っていくべきなんだろう。
スマホも、移動媒介になりうる。

この緊急事態宣言による自粛は、医療崩壊が起こらないようにする意味しかない。

実際、3つの徹底は、1年以上、続ける必要があるだろう。
一部緩和されながら。

自粛が要請されている施設は、ほんと、被害者でしかない。

早く終息させるしかない!
じゃなきゃ、お店や企業が持ちこたえれない・・・。

繰り返すが、長引けば長引くほどダメージは大きくなる!



これ以上長引けば、次の段階、自殺者が多く出てきてしまうだろう。

現実問題、緊急事態宣言が終わっても、居酒屋や接客を伴う飲食店は、地獄が続くだろう。
観光業も、すぐには戻って来ないだろうから、しんどいだろう。
今回のコロナショックで最も損害を受ける方々だろう。

ぶちゃけ、キャバクラみたいなお店は、存続のため、オンラインでサービス提供することも考えなければならんだろう。

今の自粛ムードで、Uber Eatsなど、盛り上がっている産業も存在する。
経済は、停滞しているが、止まっている訳ではない。

生き残っていくため、いろいろ工夫が必要なのは間違えなさそうだ。

コロナに負ける!

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。