今、世の中では、新型コロナウィルスの問題で、厳しい観測だけでなく、楽観論も溢れている。

実際、今回の新型コロナウィルスの問題は、楽観論を言っている状況ではなく、今は、

日本が生き残れるかの瀬戸際

だと思います。

もし楽観論で構えていて、想定より悪い状況が舞い降りてきたら、どうにもならないです。企業運営とというものは、常に最悪な時代を想定して動かなければならないです。

これが危機管理というものだと思います。
今、日本の政府や企業などに問われているものです。

ぶっちゃけ、ラッキーなインバウンドで儲かっていた会社のことなんて、今は気にする必要はないと思います。そんなもの、乗り切れば、何とでもなる!長引けば長引くほど損失は大きくなります。

一時的な痛みで我慢するか、後から致命的なダメージを負ってしまうかのどちらかだと思います。

ここで失敗すると、東京オリンピックも中止になってしまい、経済的な打撃は、悲惨なものになってしまうでしょう。
電通さんの対応も、そのことを理解してでのことだと思います。



ここで対応を誤ると、顧客である東京オリンピックのスポンサーから信用を失ってしまいます。
東京オリンピックが中止になったら、スポンサーになっている電通さんの上顧客の経営が傾いてしまいますから。

実際、IOCから開催条件まで示されている訳ですから・・・



現在、かなり開催が危うい状況にあると思う。

日本中、いや東京だけも一致団結しなければならない!

そうしなければ、危機管理能力がないものと判断され、どこの国にも相手されなくなってしまう可能性すらあります。
でも、こういった決断って、行いにくいものです。

私も、今回、米国アナハイムの展示会参加の出張も中止しました。
苦渋の決断でした。
米国で会うパートナーのことを考えると、行くべきではないと考えました。
今、無理に行くと、信頼を失うだけ。

今週に入り、積極的に時差勤務を行ったりテレワークを組み込んでいくことも、

今後の日本のことを考えると当たり前のこと

のように感じてきています。
こういった局面、自分の会社だけというのは、良くないだろう。

今回のような局面、こういった部分でも、企業って評価されると思います。
時差出勤やテレワークは進めていかなければならない。
こういったことを実践していける企業こそ、評価されていくべきだと思います。

まぁ、一時的な営業活動は、ストップするだろう。
でも、落ち着いたときに、爆発的なスタートダッシュができるような準備は可能です。

そもそも、今、企業にとって一番ダメージを受けるのは、社員から感染者が出ること。
中小企業だと、社員の多くが濃厚接触者として出勤できなくなります。
企業は、致命的な状況を避けなければならないです。
そして、リスク回避しながら、生産性のあるプラスのことをテレワークなどで行っていかなければならない。

実際問題、ちょっと不謹慎なところもありますが、私は、テレワーク体制になった時、何をしようか?でワクワクな部分もあります。
今まで溜まっていた仕事が処理できる・・・。そして、何より、追われていてできなかった会社の成長につながるような仕事ができると思っています。

ピンチこそ、チャンス!

何か考えなければならない。
何か行動しなければならない。
一番無駄なのは、何もしないこと。

何れにしても、日本という母体がダメになったら、元も子もないです。

今、この新型コロナウィルスの状況を水際で食い止めれるかは、企業の決断に委ねられれていると思います。

今一度、企業は、今の局面、どういった対応を取るべきかを真剣に考えるべきだと思います。

私は、まず、行動しようと思っています。
明日から、できる限り、早朝からの時差通勤し、少しでも社員に負担がかからないテレワーク体制を整えたいと考えています。また、テレワークの必要性を訴えかけていきたい。
睡眠時間を削ってでも、自分の考えを発信していったり、今しかできないことをやっていきたいと思います。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。