今回は、OEM営業の成約率アップや離脱防止に関する記事です。弊社の事例を紹介させていただきます。

弊社の全てのパソコンには、デザインデータが変更できるようにアドビ社イラストレーターがインストールされている。
非常に高価なソフトで、通常、デザイナーのパソコンにしか入っていない。もしくは、デザイン専用のパソコンにしか入れられない。
全てのパソコンになんて、とんでもなく贅沢な話である。
今回のテーマの重要ポイントです。

加えて、弊社は、無料のアクロバットリーダーではなく、PDFのテキスト追加・修正などが可能な上位ソフトのアクロバットを入れているのも、業務効率化が目的です。

例えば、受注返信は、アクロバットでコピペ等でテキストを挿入して、メールからFaxしています。Fax番号はメールのアドレス帳にも登録できるので、繰り返し同じFax番号に送信する場合、かなり業務の低減になります。
(うちは、アクロバットだが、必ずしもアクロバットである必要はない。PDF編集ができるソフトなら何でも良いです。)
弊社は、eFAXを採用しているため、発注書がPDF形式でメールに添付されてくるので、アクロバットを組み込むことで業務効率化が進みます。



コピペ文章も、ワードに保存しておいても良いですし、OneNoteなどのノートアプリに入れておいても良いです。

実は、eFaxを導入するだけでは、その業務効率化効果は、半分くらいしか得られないのです。

さて、話は戻り・・・

私は、OEM案件の多くで裏面の表示をAI形式(アドビイラストレーター形式)で、提供している。後印刷アルミ袋の裏面などは、私が作っているケースがほとんどです。
理由は、以下の通りです。

デザイナーとのやり取りの時間短縮
食品表示法の文字ポイント数対応
 ↓
顧客満足度アップ
業務効率化


結果として、OEMのスピード感が上がり、成約率も上がります。

弊社の雛形を活用すれば、一からレイアウトを考えてデザイン作成する必要がない。なので、デザイナーさんの手間も減る。
簡単な微調整も、社内で簡単にできてしまう。

また、何と言っても、全てのデザイナーさんが食品表示法を完璧に理解している訳ではないので、最短で正しい表示に到達する。文字ポイント数の確認も必要ない。
ぶっちゃけ、ほとんどのデザイナーさんは入稿規定や食品表示法の文面を読んでくれないし・・・。

結果、我々の手間も減り、他社に依頼するより早く商品化が可能になるのです。
悪いことがない。
当然、顧客の満足度も上がります。

加えて、ここまでのサポートは、他社で行ってくれないので、浮気(;離脱)せず、次の商品も弊社に依頼される可能性がアップします。

案件が自然に増える正の循環

OEM事業の収益性に直結してくる部分です。

極論、サポート力や提案力で別のOEM会社と仕事していた顧客をびっくりさせないと、仕事って効率良く取れないものである。
その演出を考えて営業すべきである。

ただし、初めてのOEMの顧客の場合、こういった手厚いサポートを当たり前と思わせてはいけない。そこが営業のテクニックである。別のOEM会社に浮気した時まで、そのありがたさが理解できず、我々も部分的にでも仕事を失ってしまう。

まぁ、こういったことを考えて動かない営業マンは、結果が出にくいだろう。

こういった対応は、小ロット製造の商品やテストマーケティングの商品に用いられる後印刷アルミ袋を採用する場合、最大の効果を発揮します!
ちなみに、後印刷アルミ袋の採用は、裏ラベルを貼る必要がないため、工場の作業も低減する。

弊社の多くの顧客は、エスプリ印刷やグラビア印刷できるくらいのロットサイズではない。だから、後印刷アルミ袋+ラベルの仕様が多くなる。
後印刷アルミ袋に対応することで、取れなかった顧客も取れることがある。結果、成約率を上げることになる。

一方、こういった対応は、全ての人間が出来る訳ではない!
これが一番の問題である。

私も、大学生時代からイラストレーターを使いづづけているから可能なだけです。そのため、社内でも、この対応を一番行っているのは、私だろう。

まぁ、私の性格上、修正データの戻りで、デザイナーを詰めるのが嫌いだから、自分でやってしまった方が早いと思っちゃうからだろう。
私は、詰めるんだったら、少しでもスムーズに業務が進むようなサポートをすべきと考える性格だからだろう。

このイラストレーターを使える人間の問題を解決するには、使える専属の人間を雇うという手がある。理想は、兼任の人間が見つかること。
一方、社外の人間を詰めるだけでなく、社内の人間を詰めるだけになるので、根本的な解決にはならない。

やっぱり、時間を要してでも、全員が多少でもイラストレーターを使えるようになることが理想だろう。
ただし、少しでも多くの雛形を作成し、マニュアル化やイラストレーターFAQ作成など積極的に行うべきであろう。
今の私の課題でもあります。

基本、私は、OEMの実務を行わないことにしている。少しづつ減らしている。
私の一番重要な仕事は、マニュアル化や業務効率化なのだろう。
こういったマニュアル化や業務効率化は、新しい人間が入ってきた時、最も力を発揮する。
これからも弊社の業務を進化させて行ければと思います。