恒例の原料受託バンクの原料受託バンクのランキング解説です。

1位 コラーゲン
2位 CBD
3位 乳酸菌
4位 モリンガ
5位 プラセンタ
6位 DHA
7位 NMN
8位 ギャバ
9位 ビタミンC
10位 酵素


>>先々月のランキング
※これ↑は、意外に使えて、毎月のトップ10を遡りながらチェックできるんです。

今回のランキングは、大きな変動がありました。
要因は、明らかに、

展示会の影響

でしょう。
日本の展示会だけでなく、海外の展示会の影響もあるのでしょう。
私のブログ記事でも、Supply Side West 2019 の記事へのアクセスが多いです。



まぁ、CBDは、日本と海外の展示会の影響が大きそうですが、NMNやモリンガなどは、国内の展示会の影響でしょう。

私がSupply Side Westの記事でも紹介した通り、NMNは、米国ではあまり盛り上がっていないです。
NMNの盛り上がりは日本限定のようです。

しかも、このNMNの売り先は、主に中国であり、中国で大規模に製造し始めたNMNが日本や米国で商品製造して中国に売られるという不思議な構図ができ始めています。

私の予想。
おそらく、NMNはブームが起こる前に沈んでしまうだろう。特に日本では。
すでに価格が崩れ始めています。
しかも、ほとんどの中国系顧客が中国で仕入れてNMNを支給するという状況です。
誰も儲からない。
ブームが起こる前から勝手に群がって、アホな市場形成を行ったものです・・・。

モリンガについては、よく見えない。
何となく、いくつかの会社さんのメディア展開(広告)の影響もありそうです。
でも、着実に市場は伸びていると思う。でも、ここから定番原料化していくためには、何らかのフックが必要な感じがする。

そして、今後が読めないのはCBDです。
基本、お役所次第だと思う。
CBD自身が医薬品区分に登録されたら、盛り上がるだけ盛り上がって終わりです。
実際に、いくつかの販売メーカーで供給が止まっている。
おそらく、海外と日本のTHCの分析検出限界などが影響しているのではなかろうか?と推測しています

ちなみに、お役所の対応次第では、大麻由来に限らずオレンジ由来のものもダメになり、健康食品に限らず化粧品でもダメになるだろう。
まぁ、オレンジ由来のCBDの化粧品は、何となくセーフラインのように思えるが、こればっかりは何とも言えない。

何れにしても、こういった流行物を追うかは考え物です。
すぐに群がり市場を飽和させてしまいます。
原則、弊社は、流行物を追いません。
先日も述べた通り、オンリーワンの商材で原料にコツコツ投資していった方が高LTVで大きな収益が出るからです。
まぁ、ビジネスだけでなく、そこに社会貢献性などが組み込まれてこないと、日本の市場ではなかなか評価されないと思います。日本特有の商文化。別の言い方をすると、日本の原料メーカーの成功のポイントも、ここにあるのでしょう。

この私のセオリーに乗っていて、市場でも売れている原料は、12位のセラミドやランキングには出て来ないエラスチン、大豆イソフラボンの中でもアグリマックスなどだと思います。
あと、意外にルテインやサラシアなども、当てはまるのかもしれない。
こういった原料の特徴は、価格で勝負の中国原料に負けない差別化ポイントがある点だろう。

ちなみに、プラセンタは、CBDに弾かれた形になった訳だが、この市場も、変化が無くなりつつあります。
新規の原料でフックとなる差別化ポイントの開発が途絶えているからだろう。
コラーゲンや乳酸菌を含め、成熟期に移行した素材は、新たなクリエイティブを創造し続けないと、伸びが止まってしまいます。

最後に・・・
今回の変動により、この原料受託バンクの閲覧者層に変化が生じていることが明確になり始めました。

既存のOEM会社さんや問屋商社さんの閲覧が減り、国内外の原料メーカーや販売者など閲覧が増えているように感じます。
根拠はないですが、何となく。
今までの主閲覧者のOEM会社さんや問屋商社さんは、これほどCBDやNMNなどに興味を持たないと思います。

このランキングには、注目という市場動向が反映されている一方で、実際の流通が反映されていない状況があると思います。
うちの山芋抽出物:ジオパワー15なんて、製品ランキングで1位でも、山芋という素材としては30位にも入らない(笑)
これって、閲覧をする競合原料メーカーが存在しないためだと思います。

プロテオグリカンも、似たような傾向がある。
化粧品原料で抗シワのデータが取得されるなど、盛り上がりを見せているので、それほど反映されていない。

おそらく、今回の変動は一時的なもので、数ヶ月後には8月あたりのランキングに戻っているだろう。

このランキングから、市場動向の本質の部分だけを選択的に捉え、今後の戦略に反映していくべきだろう。