萩生田光一文部科学大臣の「身の丈」発言に注目が集まったことで、世間では、教育格差についても注目が集まっています。

大臣の発言の前に教育格差を取り上げていたSPAは、目の付け所が良いと思います。



内容も、良いところをついています。
加えて、ここ最近、世間で取り上げるように、地方格差というものも明らかに存在し、格差が開きつつあると思います。

実際、富山から上京し、貧乏学生を続けていた私も、少なからず教育格差というものを感じていました。
基本、大学の学生寮の仲間は、地方出身者ばかりで、学生寮とバイトが無ければ進学できなかったような学生も多く存在しました。
私も、その一人だろう。
やっぱり4900円の寮費、寮食、時給が高い日雇いバイトが溢れている環境などは、ほんと、ありがたい存在でした。

一方、今や、その存在もないのが実情。
まぁ、女子生徒が少なく、男子寮だったから成り立っていた側面もあるので、仕方ないと思うが・・・。

苦学生が成り立たない時代になりつつある。

実際、私も、娘の受験や進学をきっかけで、教育格差を再認識し始めました。
こんな記事も書いていました。



うちの娘の進学先も中高一貫校。海外大学も狙えるコースへの進級を希望している。
とにかく、お金はかかる。
海外大学に進学したら、それも大学院まで進んだら、いくらかかるんだろう?
学費や生活費を負担できる人は、かなり限定されると思う。

このままだと、この教育格差はさらに開くだろう。

実際、この教育格差の背景には、情報格差というものも存在すると思う。
情報化社会は、時間を経ることで、マネージメントされつつある。本当に重要な情報は、無料では得れない傾向が強くなっている。

親としては、その格差ループの中で少しでも上のポジションに子供を置きたいという気持ちがあるだろう。
まぁ、その中に私立の学校や学習塾のチャンスが存在し、格差をさらに広げている実態はある。しかし、資本主義の原理でもあるので、避けれないだろう。

ほんと、強者しか裕福になれない世の中になりつつある。
いろいろ考え深い。

ちなみに、今回は、英語教育が発端になっている。
ぶっちゃけ、今後の英語教育のためには、オンライン英会話などを上手く利用する必要があると思います。消費税増税のタイミングで月額6,480円と値上げされたが、まだ安い。そして何より得なのは、月額1,980円のファミリープラン。二人目から安くなるので、兄弟や家族で利用するなら、非常にお得です。
こういったものを活用すれば、スピーキングの格差も穴埋めできるだろう。政府も、こういった部分を補助すればよいのにと思うこともある。



この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。