恒例の原料受託バンクの原料受託バンクのランキング解説です。
9月は、既存顧客からの原料問い合わせが非常に多く、私はアホみたいに忙しかったのですが、市場に動きはあったのでしょうか?

1位 コラーゲン
2位 乳酸菌
3位 プラセンタ
4位 CBD
5位 DHA
6位 プロテイン
7位 大豆イソフラボン
8位 カルシウム
9位 モリンガ
10位 松樹皮


>>先々月のランキング
※これ↑は、意外に使えて、毎月のトップ10を遡りながらチェックできるんです。

さて、9月のランキングも、まぁ、ぼちぼち変化がありましたね。

ポイントは、4位のCBDと11位のNMN でしょう。

これは、市場における閉塞感と言うか、真新しい注目素材が不在であることを物語っているでしょう。

市場が成熟してくると、こういったことが起こってきます。
一昨年のSupply Side West 2017でも新規原料は、大豆由来フェリチン鉄(SloIron; まめ鉄)とサケ鼻軟骨由来プロテオグリカン(Juvecol)だけでした。

実際、CBDやNMNのOEM問い合わせは、少なくなかったです。
それぞれの特徴がある。

CBDは、大麻由来を指定される。
弊社は、いろいろ画策中。
結局、オイルだと充填できる工場も限られるから、供給できてもOEMのみだろう。

NMNは、ほとんどが中国企業で、原料支給案件が多い。

まぁ、国内でも、一定の特殊販路では、両原料のニーズは高まりつつあるようです。

こういった際どい素材のニーズが高まるのは、正直、複雑な心境です・・・。
でも、それが市場のニーズなのでしょう。

さて、次に・・・。
30位以内の素材を見ていて、共通する条件に気が付きました。

化粧品原料でも人気の原料が多い

ということです。特に、中国で人気な素材です。

プロテオグリカン、セラミド、ヒアルロン酸、そして、プラセンタなんて、良い例です。

そして、中国向けの化粧品市場では、OEM供給から原料供給へと完全にシフトし始めています。なので、CFDA申請などを行い始めている原料も増えています。

少なからず、そういった影響が現れているのかな?と思っています。

まぁ、そうは言っても、プロテオグリカンなんて、健康食品業界でも採用が続いているんですけどね・・・。

あと、全体的に、今月のアクセス数は、比較的多いようです。
それは、ちょうど、年末商戦向けに滑り込む商品開発が行われたのでしょう。

冒頭でコメントした通り、9月は、原料問い合わせが多かったです。また、採用が決まったという連絡も多かったです。
ほぼ既存顧客からの問い合わせであり、ド新規のネット系顧客からの問い合わせが少なかった。
(この傾向は、弊社のワークバランスにも影響するから、ちょっと困る部分もある・・・。)

市場への新規参入は落ちているのかな?と感じています。

理由の1つは、8月に起こった黒い売り方をしていたシンゲンメディカルの逮捕だろう。



このまとめ記事のように9月26日のフジテレビ:直撃LIVE グッディ!でも、大きく取り上げられていました。
私は、偶然、コンサル先への移動中の車の中で見ていました。



番組では、真っ黒なコンテンツ誘導型集客の違法性についても、弁護士が徹底解説していました。
弁護士が解説していた通り、お金の流れを調べられてしまえば、すぐにバレてしまう。
このような吊るし上げがあると、黒い販売で儲けようとしていた会社は、新規参入を見送ったり、展開を制限したり、消極的になるのは間違えないです。

こういった影響が出ているのだろう。
まぁ、Amazonも終焉が見え始めていますしね・・・。

一方、また別の手法で、黒い売り方が創造され、一時的に大きく展開されるでしょう。
でも、そのライフサイクルは、年々短くなり続けている。

何れにしても、毎年10月と11月は、独身の日やクリスマス商戦の影響で、原料発注量が最も多い時期です。
弊社も、今期の売上目標を達成できるかは、10~12月の売上が勝負です。
さて、こういったランキングがどのように反映されるのかが楽しみです。

そうそう、今日から、Hi(展示会)が始まります。
明日の午後あたり、足を運ぼうかなぁと思っています。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

kuri photoM2株式会社アンチエイジング・プロ COO/順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。