昨日、書籍を新事務所に配置しました。
当然、私の著書も。



そして、賛助会員をさせていただいておる抗加齢医学会の学会誌:アンチ・エイジング医学(Anti Aging Medicine)も配置した。

間違って捨ててしまったものもあるのだろう。
数冊紛失してしまっている・・・。

まぁ、大事なものは、スキャンしてPDFになっているので、問題ないだろう。

私のパソコンには、数千もの文献がPDFデータとしてストックされています。

とても便利な世の中です。
一方、著作権の問題もいろいろ出てきているようです。



実際、文献複写サービスでも、昨年あたりから著作権料を取られるようになった。
時代の変化です。

健康食品サプリメント業界は、主に原料メーカーが論文をPDFデータやコピーを配っていことが多々ある。
というか、学術部や研究開発部を持つような販売者が論文提供を求めることもある。実際、うちのデータベースにも、原料メーカーから提供された文献が多数存在する。

実は、これって著作権法違反 です。

例え、自分が執筆していても、著作権は出版社にあるんです。
そのために別刷というものが存在します。配る場合、別刷を配らなければならない。
最悪、公に公開した場合など、賠償金を請求されかねないです。
実際、機能性表示食品で利用する場合も、多くの論文は転載料を支払わなければなりません。

購入した写真素材を配った場合も、後から請求されるケースがあります。例えば、配った側でなく、使用した会社さんに対して。当然、トラブルになります。
近年、著作権について、かなり厳しくなり始めています。
みなさん、注意してくださいね!


この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。