昨日、シトルリンとアルギニンの特許の特許調査を行っておりました。
最近、用途特許の取得も多いので、気が付いたら特許調査するようにしています。

今回は、シトルリンを中心に、特許調査しました。

結果、2つ程、注意すべき特許が見つかりました。

どちらも、協和発酵バイオさんの特許です。

1. シトルリンとアルギニンの組み合わせ
2. シトルリンとカプサイシンの組み合わせ


幸い、弊社が供給する商品では、それら特許に抵触するような商品は存在しませんでしたが、結構、特許に抵触している商品は多いと思います。
特に、Amazon系の商品で。

抵触する商品は、普通に、アルギニンの血中濃度は上がると思いますし、血流も高まるだろう。
よく取れたなぁとも思える特許でもあります。

1の特許などは、両成分の比率が大事なのだが、その比率さえ注意すれば、すり抜けることが可能だと思います。
でも、市場には、特にAmazonで、その比率の中に入っている商品は多数存在します。
さすが!中堅クラス以上の会社さんの商品は。抵触しないように設計されている。

今後、通達されるような噂が立っているので、その動向を注目しておかないといけないでしょう。

また、オルニチンやシトルリンをアルコール濃度上昇抑制目的に単味で使うなど、結構、注意すべき特許が存在します。

売れている商品の設計をパクってコピー商品を作っても、特許までチェックできないと、こういった問題も起こり得るのです。

だから、大手の受託加工会社さんは、学術部などを強化している背景があると思います。
本当に危なそうな特許は、注意喚起の通達を出すんでしょうね・・・。
こういった特許対策の部分で、OEM会社も原料会社も、勝ち負けが出てくるのでしょう。

2016年より用途特許が食品でも取得できるようになってきていますからね・・・。

でも、特許って、有効性の判断やトラブルへの発展性の判断が非常に難しい部分があります。

例えば、大手さんは、取得できていなくても、平気で通達してきます。
中小企業の多くは、ビビッて、有効性を判断する前に、商品を終売してしまいます。

まぁ、中小企業でも、全く特許抵触しないのに、圧力だけかけてくる会社もあります。
有効性がジャッチされ、有効性がないと判断されれば、無視され、面倒な会社のレッテルが貼られ、遠ざけられるだけです。
私は、会社の信用面の低下として、得策ではないと思います。

また、特許って、範囲が広そうで現実的に範囲が狭い特許もあります。
具体的に例を挙げると、分析などで抵触を実証できない特許です。
意外にそういった特許が存在します。大学などの研究機関で出している特許に多かったりします。

ぶっちゃけ、製法特許なんて、なかなか抵触を実証しにくいです。
公開・提出している製造工程表で抵触する内容になっていたら別ですが・・・。
基本、証拠は出しにくいです。

基本、特許って、排除と牽制、営業の目的で取得されることが多いです。
今回の調査に引っかかってきた特許は、どれも排除目的の特許でした。
ここの会社、協和発酵バイオさんは、狭くても特許を取得率をしている率が高く、排除目的の特許を出される傾向た強いです。会社さんの特許戦略の姿勢が読み取れます。
ほんと、要注意です!
でも、戦略的に、とても勉強になる。

特許調査ですが、簡易的にでも、特許庁の特許情報プラットフォームで行うことができます。
試しにでも、まずは、成分のキーワードや(注意すべき会社がわかっていれば)社名を入れて、検索してみてください!
簡易的にでも調査が可能ですよ。

ちなみに、このシトルリンの記事には、どうしても増大や精力系のアド系広告が表示されんだろうなぁ。広告を外せないスマホ版では。