今回は、このブログタイトルにも関係する内容で、働き方に関する記事です。

実は、私は、前々職における無理な生活で、突発性難聴を伴うウィルス性腎盂炎を患ってしまった。
今も、ウィルスを保菌しており、無理すると腎盂炎を発症し、悪化すると突発性難聴まで発症してしまう。

なので、私は、通常時の数値上では健康体なのだが
実は、無理できない体なのだ。

特に冬季、無理をすると、ウィルスが暴れ始め、血尿が続く。どす黒い尿が出る。
健康診断と重なると、必ずE判定を受ける。

そのため、近年、私は、労働時間を制限しています。
だから、私は、仕事に効率性を求めるのでう!
仕事は成果が求められる。成果を出すためには、効率性が不可欠な訳だ!

そして、私の場合、成果は、会社の売上。
なので、集客に力を入れつつ、会社の戦略として「選ばれる要素」を作り、業務を効率化します。

グループウェアやeFAX、電子印鑑などから始まり、社内情報共有システムやストレージ、チャットワークの導入などを行い、業務効率を常に高めています。
もちろん、エクセルベースの原価表やデータベースは、常に進化させています。

でも、何だかんだ言って、弊社の一番の業務効率化施策は、選ばれるための要素作りだと思います。
結局、案件の成約率に起因するので、無駄な仕事をしなくてもよいです。

例えば、顧客の満足度を高めるため、包材選定の面で、いち早くエスプリ印刷や後印刷のアルミ袋を導入したり、少しでも原料を安く仕入れることができる仕入れ先の開発も積極的に行っています。
やっぱり、問屋・商社価格で仕入れつつ、原料流通させながらOEMにも利用できると、結果、OEM顧客の成功にもつながっていく。特に、Amazon商品のようなコスパ重視の商品では、勝敗を分けることもあります。
こういった原料戦略が弊社のOEMの秘密だったりする。
まぁ、原料を知っているからできることでもある。
弊社が自社原料に限らず、HGH系アミノ酸やプラセンタの商品の供給が強い理由でもあります。何だかんだで、こういった商品が長く売れ続けます。

余談になりますが、過去、独立し、会社の看板を失ったことを理解せず、今まで通りに営業した挙句、失敗した人達も多く見てきています。
すべての理由は、今まで選ばれていた要素を理解できていなことであり、個の力に過信し過ぎた結果だと思います。

弊社は、大きい受託加工会社でもないし、有名企業でもない。
その条件の中で、成果を出していかなければならい。
そして、弊社の場合、選んでもらえる会社さんもセグメントしています。セグメントした方が、効率的だからです。
だから、選ばれる要素作りには、妥協しない。

実は、今月中旬のオフィス移転の理由の1つでもあります。
まぁ、人は増えないんですが、広さは倍の広さになります。打ち合わせが効率的に行えるような環境も充実させたい。

加えて、私は、どんなに仕事が上手くっても、家庭や趣味も充実していないと、良い人生にはならないと思います。

これは、私の持論です。

私事ですが、先週、近い親族で孤独死がありました。
過去にも、仕事仲間で孤独死に近い亡くなり方をした仲間もいました。仕事に悩み、消息を絶った人間もいます。
私も、出会いが多い分、こういった別れもしばしばあります。
今回も、いろいろ考えさせられました。

日本は超高齢化社会で、人生100歳時代です。
配偶者を亡くしても、子供が巣立っても、生活していかなければなりません。
その際、無駄なお金を使わず、楽しめる生涯スポーツなどの趣味があると、楽しく生活していけるのだと思います。
私自身、母を亡くして寂しくなった父の姿を見ていても、体を動かす趣味って、大事なんだなぁと思っています。
生涯スポーツの必要性を強く感じています。

だから、私は、社員にも無駄な時間を無くして、早く帰宅してもらいたい。
(喫煙タイムに悲観的なのは、社員の公平性の部分もあるが、実は、その無駄な時間を無くして、別にことの利用すべきという理由からです。)
家族との時間を大事にしてもらいたい。
出来るだけプライベートな時間を作り、趣味にも時間を割いてもらいたい。自分の成長につながることを続けることを忘れないでもらいたい。

そして、最後に、こういった環境って、会社が作らなきゃダメなんだろうと、最近、特に強く思うようになりました。

会社の中には、家庭を犠牲にしてでも働いて成果を出すことを良しとするマインドを植え付ける会社も存在します。
長時間労働しても、成果も出ず、苦しいだけの会社も存在します。
社員にはノルマが課されていても、経営者は遊んでいる会社もあります。
下を見ればキリがないです・・・。

公私共に充実していないと、人生って、楽しくないもんだと思います。

これからの時代、理想は、公私共に充実しつつ、リタイヤしたくない・生涯現役でいたいと思うような仕事ができることだろう。
それが可能なのは、中小企業の強みでもある。
私は、絶対に実現するつもりでいる(笑)

ぶっちゃけ、弊社は、募集をかけて良い人材が確保できるような会社ではないと思います。
それが、個人まりやっている会社の欠点でもあります。
(売上は大きくしたいけど、所帯は大きくしたくないという経営論の欠点でもある。)
弊社の場合、弊社の事を知っていて、どうしても入社したいと強く思う人が現れて初めて、増員を検討していくのがベストな選択だと考えています。
将来、そんな人がたくさん集まり、成長できる会社になったらと思います。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。