昨日は、平日のワイドナショーを流しながら、自宅で仕事していました。その後、デニーズに行って、もう一仕事。

テレビで、韓国における格差社会を紹介していました。スプーン階級とか言うらしい。

富の相続による不平等が韓国で拡大
韓国の若者が超格差社会に嘆き節、「お前は何色?」

こういった格差は、若者の意欲を奪い、人としての尊厳まで奪いかねない。
非常に悲しい現状だと思う。
一方、このような格差を作ったのは、韓国の政治だ。

韓国ほどの格差社会は起こらないだろうが、今後、日本でも格差社会が起こると思う。
日本でも注意しなければならない。

アベノミクスで提唱されたトリクルダウンという考え方だ!
これは、確実に格差を生む理論だ!

実際、すでに格差は生じ始めていると思う。
年々、中学受験戦争が早まっていることが証明していると思う。

今年、長女が私立中学に入り、痛感している。
今の小中高一貫校は、すでに大学受験を意識してカリキュラムが組まれている。

金さえ積めば、最高の教育を受けれる学校もある。
とにかく、金がかかる・・・。

でも、タブレット導入(月4500円)やネイティブによる英会話、夏休み中の短期留学(約37万円)、塾が不要なフォロー体制(月9000円)などは、子供の教育としては素晴らしい。
繰り返しますが、とにかく、金がかかる。

まぁ、都内のトップレベルの金持ちは、インナーナショナルスクールなどに入れて、もっと金をかけている。(ん~、でも、コスパは良くないと思う。)

ほんと、教育格差だと思う。

中学受験で評価すべき点は、以下の通りだろう。

卒業生の進学先(主に併願できない国立大学や海外大学)
グローバル教育
勉強できる環境
給食の有無

そういった意味では、エスカレーターで進学できる一部の私立大学の付属校は、考えものだ。
ほんと、近畿大学の早慶近の考え方は、非常に大事だと思う。

入口が狭くても良い出口につながっていなければ意味ない。
入口が広くても良い出口につながっている方が良い。
まさに、長女の中学も当てはまる。まぁ、入学以上に卒業が難しいアメリカの大学なども、その最たる例だと思う。

我が母校のように、日本の国立大学でも、卒業が難しくなってきている。
学生は、遊ぶどころか、体育会系の部活やアルバイトすらできなくなってきている。非常に悲しいことでもある。
言い換えれば、裕福な家庭でなければ、大学生活はエンジョイできない。
まぁ、本来、大学とは学びの場なので、当然かもしれない。でも、大学生活には、勉学以外に学ぶものがたくさんある。それが失われるのは、非常に残なんなことだと思う。

ちなみに、AIにより、高所得な業種や職種が変わってくるだろう。
医者は、最先端医療を提供する医師だけが勝ち残り、IT技術により薬剤師も余ってきているから所得は落ちていくだろう。
IT業界も、頭打ちになるだろう。
勝ち残ると言われている営業も、営業力+アルファが求められると思う。
そういった点も加味して大学を選ぶ必要があると思う。

私の持論は、人ができなことをできるようになる道を重要視して選択していくべき、というものです。
それは、大学院で(当時珍しかった)SEOなどのIT技術を学んだことが今の自分を形成したからでしょう。

何れにしても、令和の世の中は、この教育格差が大きくなると予測される。

さて、国民は、どう対処していくべきなのだろうか?

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。