もうそろそろ猶予期間の期限が来て、サプリメントのような加工食品にも原産国(最終加工国)表示が求められる。

サプリメントの場合、以下のような素材が問題となる。問題となる理由は、多くの商品で中国産・中国製造の表示が必要になるからです。

オルニチン塩酸塩
シトルリン
HMBカルシウム
カルニチン(フリー体や酒石酸)
αリポ酸
グルコサミン
緑茶エキス(カテキン)
大麦若葉末


多くが中国製造の食品添加物は、表示義務がないのだが、添加物以外の最も多く配合されている原材料には、表示が求められる。

まぁ、近年、国内で再精製を行った純国産品より安価な原料も流通しているので、そういった原料に置き換わでしょうか?
実際、弊社の顧客には、HMBやシトルリンで、日本製造と表示できる国内再精製原料も提案したりもしている。

こういった商品は、Amazonで熾烈な価格合戦(正確にはコスパ合戦)を行なっています。どのような影響があるでしょうか?
コストだけで、中国原料でも問題ないのだろうか?
それとも、国内製造原料を選ぶのだろうか?

実は、健康食品・サプリメントは、中国製造の原料なしには成り立ちにくい現状があります。
ビタミンCなんて、世界の9割以上のシェアを持ています。
アミノ酸も、半分以上だろう。
その他、クエン酸やステビアも同じような状況だろう。

スマホやパソコンなどの電子端末に限られず、機能性食品原料も、中国の技術力は、ものすごく高まっている!

例えば、弊社がジオパワー15の製造を委託している工場は、トン単位の充填剤が充填できる分離抽出用のカラムが100本以上完備している。
日本では、ありえない規模の設備であり、原料を供給している先も、一流企業ばかりだ。例えば、タミフルの中間原料も作っている。

今や、中国=粗悪品とは、必ずしも言えないのです。

日本もうかうかしていられない。

実際、NMNみたいな素材が簡単に製造されてもいるので、日本が勝てない部分も多々出てきている。
こういった状況を見ながら、製品開発や研究開発、特許戦略などを行っていかなければならないだろう。

実際、日本でしかない特許がないダイエット素材(日本では機能性表示食品)が、今、中国でプチブーム・・・。
次の段階では、特許がない米国などに進出するのだろう。

大事なのは、中国との付き合い方と国単位での特許防衛だと思う。
なかなか大変な時代である。