この度は、先日、コンサル先の会議で導かれた「OEM会社の成功条件」について紹介したいと思います。

このコンサル先は、健康食品と化粧品と分野は異なれど、弊社と同じくOEM会社です。
そして、このご時世、毎年売上を伸ばしています。

会議では、まずどんな案件案件が成功しているか?という問いから始まりました。
そして、行き着いた結論。

自社原料をメイン原料に用いたOEM案件

そういった商品を採用した顧客の多くは、何度もリピート発注していた。
結果、OEM事業の成功をもたらす。

あぁ・・・と、思った。
うちもそうだからです。

このコンサル先と弊社の共通点、それは、自社原料を持っていること!

まぁ、私は、弊社と同じような原料会社&OEM会社;同業のコンサルを行っている訳だ・・・。
規模は、コンサル先の方が多きいが。
ふっふっ、普通ではありえないことやっている(笑)
普通なら、成り立たんが、成り立たせている。

強固な信頼関係があるから、できることでもある。

弊社も、顧客分析を行っていると、弊社の顧客で成功しかつリピート発注を行ってくれる顧客の商品特徴は、弊社の自社原料を用いた商品を採用している会社さんである。
かつ、加工費より原料コストの方が大きい、すなわち弊社原料が高配合された体感型の商品ほど売れている。

原料会社にしかできないOEMな訳だ。必然的に、体感型になりやすい。

特に、私が担当してる顧客は、8割以上、自社原料もしくは弊社が特価で仕入れている原料を用いて商品化が行われている。結果、リピート発注も起こりやすい。
そりゃぁ、当然、顧客にメリットが大きいからである。
顧客の成功を考えると、必然的にそうなる。

OEM事業は、顧客の成功がないと、自分達の成功にも至らない事業である。

まさに自社原料を用いたOEMが顧客を成功に導くポイントなのだと思います。

実際、本業界トップの受託加工会社のアピさんも、ローヤルゼリーなどの原料を持っている。三生医薬さんも、クリルオイルやホヤ由来プラズマローゲンなどの原料を自社原料化している。
住岡食品さんやシェフコさんは、青汁原料を持っている。
東洋新薬さんは、言うまでもない。

単なる下請けにならない強みを持っている訳だ!
OEM事業で成功していくためには・・・。

弊社の9期が始まったわけだが、
まぁ、弊社も、その点をもっとしっかり意識してOEM事業の運営を行っていくべきなのだろう。

私は、顧客やコンサル先から学ばせてもらえることが多い。
ほんと、感謝だ。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。