最近、シニア向けの美容サプリとして、エクオールの案件が多いです。大塚製薬さんの商品の広告展開の影響でしょう。
一方、エクオールは原料の供給されていないので、代替原料で提案されます。
(そもそも、供給されていても、大塚製薬さんの特許が怖くて使えん・・・)
エクオールは、大豆を発酵させて作られているため、同じく発酵処理がなされた大豆イソフラボンを利用されることが多いです。

一方、弊社の場合、コスト面を考えて、ジオスゲニンが採用されることがほとんどです。
ちなみに、イメージ的なもので、原材料表示名がワイルドヤムエキス末として表示されることも多い。

ジオスゲニンは、プエラリアミリフィカの代替だけじゃないんですよ(笑)

まぁ、価格だけでなく、特許や量のクリエイティブ面も評価されているのでしょう。

動物試験もあるのですが、ホルモン産生促進を後押しする台湾の大学で実施されたヒト臨床試験があるからです。

試験では、被験者は健常人の閉経女性、試験期間を30日間とし、ジオスゲニンを100gあたり0.36mg含んだヤムイモを毎日390g(ジオスゲニンとして1.4mg)摂取して、女性ホルモンなどにどういった変化が現れるかが検証しております。
対照は、ジオスゲニンを含んでいないイモ。

結果、エストロンとエストラジオール、性ホルモン結合グロブリン(SHBG)の増加が確認されています。また、性ホルモンの変化だけでなく、血中コレステロールも低下して有意差が示されています。

ちなみに、弊社はジオスゲニンとして25~50mgの摂取を推奨していますが、いくつかのヒト臨床試験の文献上、ジオスゲニンは、1.4~8mgでも十分に効果が期待できるようです。でも、原料がたくさんでないので、あまり儲からない・・・1kg体ばっかりの供給になっちまう。
まぁ、量より数、副材で良いので、たくさんの商品に配合されると良いなぁと思っています。

引用文献:
Wu WH, Liu LY, Chung CJ, Jou HJ, Wang TA. Estrogenic effect of yam ingestion in healthy postmenopausal women. J Am Coll Nutr. 2005;24(4):235-43.(PMID:16093400

プラセンタやレスベラトロールの定番アンチエイジング原料と組み合わされることが多く、最近では、プロテオグリカンと組み合わされるケースも増えています。

シニアの美容だけでなく、ジオスゲニンは、脳の健康にも良いので、こういった利用のされ方は、社会にも良いので、ドンドン増えたらなぁと考えております。