金・土・日で以下の論文について、資料をまとめてみた。やっぱり、2012年のシンクレア教授の研究チームの研究報告により、ヒト臨床試験について、評価や見解が大きく変化したと思います。

摂取量と作用メカニズム
シンクレア教授の研究チーム(2012年) Cell Metab. 2012;15(5):675-90.

中・高用量のヒト臨床試験報告
Timmersら(2011年) Cell Metab. 2011;14(5):612-22.
Wongら(2011年) Nutr Metab Cardiovasc Dis. 2011;21(11):851-6.
Poulsenら(2013年) Diabetes. 2013;62(4):1186-95.
Timmersら(2016年) Diabetes Care. 2016;39(12):2211-2217.

低用量のヒト臨床試験報告
Brasnyóら(2011年) Br J Nutr. 2011;106(3):383-9.
Magyarら(2012年) Clin Hemorheol Microcirc. 2012;50(3):179-87.
Buonocoreら(2012年) Clin Cosmet Investig Dermatol. 2012;5:159-65.
Tomé-Carneiroら(2013年) Drugs Ther. 2013;27(1):37-48.
浅野ら(2015年) 医学と薬学 2015; 72(7):1261-1273.
栗山ら(2016年) 新薬と臨牀2017; 66: 783 -801 ※弊社原料

シンクレア教授の研究チームの報告だが、

低用量摂取では直接的なサーチュイン活性の増強が起こっても、高用量摂取では直接的にサーチュイン活性の増強が行らない(ただし、AMPKを活性化して間接的にサーチュインを増強する)

というものである。

実際問題、その後、高用量条件のヒト臨床試験(Poulsenら 2013年、Timmersら 2016年)では、必ずしも良い結果が出ていないです。
また、高用量の摂取は、女性ホルモン様作用も問題視さえており、レスベラトロールの海外メーカーの1つ(DSM)も150mgを上限とするような報告も行っています。

また、しっかり低用量でも有効性が示されているので、今後、レスベラトロールは、10~20mgくらいの低用量(+他のポリフェノール)での摂取が広まってい行くのではないかと考えております。

まぁ、あくまで健康食品であるという点を考えると、その用量で摂取し、健康維持やアンチエイジングに役立てた方が良いと思います。

ちなみに、肥満者でないと、サーチュインが不活性状態になっていないことも読み取れます。アンチエイジングのためには、同時に、適度な運動も行っていくことが重要なんだと思います。

なお、摂取目安量の見解書として、既存顧客向けの資料としても用意してあります。各論文の概要も紹介されております。既存顧客の方で、必要な方は、お気軽にお問い合わせください。