この世の中、ただ存在するだけで、機能を果たしていないWebページが多く存在します。Webページというものは、何の工夫もなく、ただ存在するだけでは、決して人は集まらないです。
まず、そういったWebページの特徴をまとめてみました。

更新がない
情報が有益でない内容が薄い
不便


まず、更新がないWebページは人が訪れていないことを晒しているようなものです!
Webからの問い合わせがなければ、放置されます。
最低限、お知らせなどで、情報発信されている必要があります。
常に動きがあるように見せるのが、Web管理者の最低限のミッションです。
情報化の近年、この更新頻度や情報発信頻度は、業績とも連動する部分なので、更新は絶やしてはいけないです。

訪れても有益な情報がなければ、すぐに去られるのがWebの世界です。
そのため、現在、検索エンジンは、訪問者数だけでなく、サイトへの滞在時間なども評価しています。たくさんの訪問があり、かつ便利に使われているサイトは上位検索されるようになっていきます。
また、更新もなく、有益な情報がないと判断されれば、二度と訪れられないでしょう。見込み客との縁が切れてしまいます。かなりの損失です。

理想は、便利で、何度も訪れたいと思うWebサイト。
なかなか難しいミッションです。

また、やっぱり、使いにくいWebサイトも、再び訪れられないです。
問い合わせまでの導線をしっかりイメージしてサイトを構成する必要があります。

弊社のサイトも乱雑になってきているので、そろそろサイトマップを作るべきだと思い始めています。

ちなみに、原料メーカーも、積極的にOEMを取っていかないと、成長できない時代になっているため、OEMのページも設けるべきだと考えています。少しでもOEMの経験をした方が良いです。OEMの経験がないと、お客のOEM会社が求めているものも理解できないと思います。
お客様のOEM会社が求めるものを理解し、しっかり情報発信していく必要があります。
実際、原料のトップ営業マンは、OEMの経験も豊富だったりします。

まぁ、原料メーカーも販売会社からOEM案件を獲得したら、OEM会社(加工工場)の力を借りなければなりません。その後の原料営業にも影響してきます。どこがイニシアティブを取るかで、結局、陣取り合戦。そういった点も、よく理解して集客を行った方が良いです。

なお、私の場合、営業案件は、ほぼ人脈です。
でも、しっかりWeb上の情報発信の内容を見てくれていて、直接電話やメールで問い合わせてくれるケースが多いです。
こういったWebページの集客効果は、間接的な効果もあるので評価が難しいです。

でも、企業のWeb戦略は、年々重要度が増しています。
是非、この記事を参考にしていただければ幸いです。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。