近年、合成甘味料フリーを指定したプロテインドリンクなどのニーズが高まっています。実際、ゴールドジムの一部のプロテインドリンクは合成甘味料フリーになっていて、そういった影響もあるようです。
私は、合成甘味料を極端に避けているので、個人的に、良い傾向だと思います。

一方、こういった要望を出しながら、最終的に合成甘味料を使用されるケースは数なくないです。
理由は、何と言ってもコストです。
企業は、原価率を下げる方を選択してしまいがちです。
とても残念。

私は、よく、合成甘味料問題になると「砂糖より安いから仕方ない。」という表現をします。

一番安い部類の合成甘味料は、砂糖の150倍以上の甘さがあっても原料単価で数千円まで価格が下がっています。まぁ、中国の会社がかなり安く供給しているので・・・。

加えて、アスパルテームなんて、アセスルファムKを合わせると甘味の立ち上がりが砂糖に近くないり、しっかり後を引く甘みも残るので、満足度の高い甘みになるんですわぁ。味の設計を行っている人間としては便利。
そういった商品の味見をしなければならないので、私は、味のある商品は作りたがらない・・・。

そして、カロリーゼロと、いかにも健康な甘味料のように表記できるのも市場で広がる一因です。
まぁ、最近、カロリーゼロでも、糖尿病などのリスクを高めることが明らかになってきているので、もっと大々的に研究報告を紹介していくべきなんでしょうけどね・・・。
まず、テレビのニュースでは、なかなか報道されにくいでしょうね・・・。

また、近年は、合成甘味料の一部で発がん性データが出ていたりします。なので、アメリカでは、企業が自主的に使用を制限し始めている傾向があります。
(私の持論として、毒性が無くても、合成甘味料と認知症の発症率は関係があると考えています。)
なので、ステビアやラカンカの天然甘味料は、価格が上がりつつあり、アメリカの展示会でも頻繁に見かけるようになりました。ラカンカが英語でモンクフルーツっていうんだぁと、とても印象に残っています。

まぁ、日本でネガティブな情報は、なかなか報道されないでしょう。
ぶっちゃけ、日本のアスパルテームの使用に関しては、他国と比べて、ちょっと異常な感じもするんですけど・・・。国によっては、アスパルテームが使用された商品は輸出できないんですけどね。

私の個人的な憶測ですが、その背景には、アスパルテームの製法を生んだのが日本の大企業だからという理由があるのだと考えています。
多くの広告のスポンサーにもなっているので、まぁ、仕方ないんでしょうね・・・。

あと、とても残念なこと。
保存料・合成着色料フリーを謳うのにナチュラルテイストの商品なのに、合成甘味料と香料だらけの商品が存在してしまっている点。スムージーなどに多いです。
日本の表示規制(優良誤認の部分)も甘い部分が存在するからです。
粉末の加工食品で保存料や合成甘味料が入らないのは当たり前。日本でもナチュラルテイストを謳うための明確な基準(例:天産物由来〇%以上で、合成の食品添加物が使用されていない 等)が作られれば良いのにと、いつも思っています。
現状、消費者は、騙されないよう、きちんと原材料表示を確認しなければならないのです。
気を付けましょう!