ここ1年、スムージー市場も、大きく変化しました。
一言で言うと、大手さんに締め出された感があります。

まず、ドラックストアなどの量販店では、アサヒフードアンドヘルスケアさんの商品が幅を利かせ始め、大手さんの商品が棚を独占しつつあります。コストでは敵わんです・・・。



さらに、コンビニでは、カゴメさんやコカ・コーラさんが美味しい紙パック・チュアパックの商品を展開し始めました。作る手間もなく、とにかく美味しい。

カゴメ 野菜生活100 Smoothie グリーンスムージーMix


通販では、機能性表示食品の差別化で、ファンケルさんが攻め始めました。

ファンケル
グリーンケールスムージー【機能性表示食品】


こんなの出されると、中小企業はたまらんです・・・。この商品は、ドラック展開もするのかな?という点も気になるところです。

中小企業が市場を育て、成熟し始めると、大手企業が独占し始める。商品ライフサイクルが成熟すると起こることです。
スムージーの市場も、完全に成熟してきた証拠です。
余程すごい差別化を付けれない限り、中小企業は手を出すべきではない市場になってきているようです。

中小企業は、新しい切り口で、次なる商品を創造しなければならないのでしょう。
また、その商品は、大手さんに真似されにく原料戦略や仕組みがあると良いのですが、なかなかハードルも高いです。
それでも、創造していくしかないんだな!

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。