今日は、学生時代の回顧録、じじいの戯言。
いやらしい趣味・趣向だけど、私は、一人で飲食店に入ったら、隣席の会話を聞くタイプ。特に、若者の会話。

今回、聞き耳立てたのは、学生であろう女性二人組の会話。
単位取るのが大変だとか、バイトしないとお金がないだとか、(うざい男がいるらしい)サークルが忙しいだとか、よくある話。

飲食店でこういった学生さんの会話を聞いていると、ついつい自分の学生生活と比べてしまいます。
大学内にある学生寮(タコ部屋の男子寮)に住みつつ、週6回の空手道の稽古。3年になる前で、単位のほとんどを取れていたため、いろいろなバイトを経験しました。スーパー、飲食店、ホテルの結婚式場、引越し・・・。3年の時には、朝5時から10時まで品川プリンスホテルでバイト、11時頃から1人で空手の稽古、昼寝、17時から再び空手の稽古というような生活でした。
好きなことがトコトンできた!
気合でトコトンやり切ることを覚えれたかなぁ。


ちなみに、時代背景は、以下のような感じ。
大学入学した頃はポケベル全盛期。
3年生頃にPHSが出回る。安くPHSを入手するのに光通信を利用。Win95が出る。
大学院時代の修士課程は、Win98が出る。PHSから携帯電話に切り替わり始まる。当時使っていたのは、auの前身IDO(イドー→移動電話の移動♪)。

まぁ、寮では、酒ばっか飲んでいた記憶しかないです。
さて、いつ勉強したのだろう?と思います。
大学院に入ったら、IT革命全盛期の始まりで、研究そっちのけでパソコンを自作しては悪い遊びばかりしていたような気がします。
居酒屋のバイトで社会を学ばせていただいていたけど、結局、得れたものの1番は、人脈(出会い)と空手&パソコンの技術くらいかなぁ・・・。インターネット時代が始まった時代で、インターネットを利用して人よりちょっと上・ちょっと先の位置から時代が見れていたような感じがします。
そのお陰で、今の自分があるんですけどね・・・。

振り返ると、今じゃあできない学生生活を送らせていただいたなぁと思います。
今の空手道部の後輩たちを見ていても、そう思います。

当時、物理の先生が退官だからと言って、先生が受講した生徒全員に単位をプレゼントしてくれたりしてました。今じゃ、ありえない。大問題になる。
良き時代でした。

おそらく、学生生活において、勉強より学ぶべきことがたくさんあった時代だからこそ、この寛容さが成り立ったんだと思います。
今の自分も、そのお陰で成り立っているんだと思います。
そんな時代に感謝です。
また、長年、そういった学生生活を送らせてくれた両親に感謝です。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。