山芋は、世界の至るところに存在し、様々な名前で呼ばれています。
中国では、多くの漢方薬に利用される生薬として、山薬と呼ばれています。もちろん、日本でも、薬局方に掲載されています。
山芋をそのまま英語に直訳すると、ワイルドヤムになります。中南米などで食べられているヤムイモというのも山芋の1つです。

その中南米の山芋は、オリンピック金メダリストのウサイン・ボルト選手が好んで食べており、パワーとスタミナの秘密であることが知られています。

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世界新で優勝したボルトの父親、「パワーの源はヤムイモ」
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[キングストン(ジャマイカ) 16日 ロイター] 北京五輪の陸上男子100メートルを世界新記録で優勝したジャマイカのウサイン・ボルト。父親よると、パワーの源は地元特産のヤムイモのようだ。

 息子の世界記録更新を見た直後、ウェルズリー・ボルトさんはロイターに対し「間違いなくトレローニーのヤムだ」と語り、同選手の走りはジャマイカ北西部の同地区で採れる特産品ヤムイモの効果だと喜んだ。

 同地区では、このヤムイモに薬効成分が含まれると信じられている。

 ウェレスリーさんは「レース前に自分は非常にナーバスで、心臓がどきどきしていた」とコメント。「2日ほど前に本人にも自分が緊張していると伝えたら、彼は『心配ない。お父さんのために勝つよ』と言ってくれた」と語った。

出典:ロイター
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このヤムイモの薬効成分こそ、ジオスゲニンと考えられます。
山芋には、ジオスゲニンに糖が結合したジオスチン(ジオスゲニン配糖体)という形で含まれています。体内の消化酵素などでジオスゲニンに変化されます。
このジオスゲニンは、ステロイド骨格をもつ天然の滋養強壮成分です。性ホルモンに限定されず、様々なホルモンの産生を助けると考えられています。

以前にもちょっと話したのですが、ジオスゲニンは、代謝系が複雑なので、ドーピングには引っかからないんでしょうね。今のところ、引っかかったという連絡もないですし、量の違いはあれど、中南米のヤムイモにも含まれているので、ドーピングに引っかかるのであれば、ボルト選手も引っかかっている♪でしょうから。
ここは、不確定要素でもあるので、今後、時間をかけて検証する必要がありそうです。

そして、まあ、私の性格なので、クリエイティブを考えちゃいます。
スーパーフード自然薯○kg分の山芋ジオスゲニン含有とは謳えるんでしょうね。
先日、ご紹介したスーパーフード事典でも自然薯はスーパーフードとして紹介されており、ジオスゲニン(ディオスゲニン)についても紹介されておりましたので。

滋養強壮だけでなく、近年は、ダイエット効果(脂質代謝促進)や認知症改善効果など、新たな効果も発見され始めています。
(個人的には、アスリートのパフォーマンスを上げる効果なども検証してみたいけど・・・)
様々な用途で活用できそうです♪

今年は、スーパーフード山芋に注目です!