機能性表示制度が導入されると、必然的に、広告・表示規制が強化されます。ここ最近、摘発や指導が多く行われ、その兆しが強くなってきています。
規制強化は、薬事法の面だけではありません。
健康増進法の優良誤認の部分でも、規制強化されるでしょう。

具体例は、以下のような広告表現が行われている商品です。

〇〇種ものダイエット成分を凝縮して配合!
→ただし、ダイエット成分量は、商品に表示されていない。

まあ、こういった商品の中には、ダイエット成分が5%も配合されていない(残りの90%以上は糖類)ことが多々あります。これは、優良誤認で消費者を欺いている以外、何とも言えないです。こういった商品は、今後、摘発される可能性が非常に高いです。

現在、ビタミンやミネラルの素材に関しては、かなり厳しくなっています。都道府県で規制の度合いに差がありますが、ビタミンやミネラルの表示を行い成分量が表記されていないと、摘発対象になっています。
当然ながら、ビタミンやミネラルに限定されず、他の成分でもどうような基準が適応されるでしょう。

私は、そういった規制強化は、秒読み段階だと考えています。
本当は、玉石混合の健康食品市場を改善するには、機能性表示制度を導入する以前に、こういった規制強化を行うべきなんですけどね・・・。

極論、最終的には、アメリカのように原料/植物エキスの量でなく有効成分の量になっていくでしょう。日本でも、機能性関与成分という言葉が出てきておりますので、その流れは止まらないでしょう。基本、成分の下限値保証も求められるのかもしれないです・・・。
そうなると、薄い原料を使用すると、無駄に剤形が大きくなるだけなので、使いにくくなります。
必然的に、薄い原料より濃い原料の方のニーズが高まるでしょう。

使用量も少量で事足りますし、単価も上がるので、原料メーカーは、小ロット対応が必須になってくるでしょう。
さらに、濃いということは、安全性リスクも高まるので安全性試験が存在することが大前提になってきます。
そういったことを加味した原料製品開発が求められるようになってくるのです。弊社も、自社原料に対して、その市場動向に対応した研究開発をコツコツと行っています。

また、弊社のOEMで利用する原料も、そういった視点で選定を行っています。原料の目利きが大事になってきます。一方、安全面は、対応している原料メーカーさんが未だ少ないのが現状です。その安全面は、業界全体で標準化していくべきなんでしょうね。