昨今、機能性表示が騒がれていますが、マーケティング的な目線から見ると、例え機能性が表示されていても衝動的な購買意欲を煽るクリエイティブを生み出せないと、なかなか売上UPには結びつかないと考えています。
特に、インフォマーシャル(テレビ通販)では、費用対効果として、より顕著に表れると考えています。

さて、どんなクリエイティブが売れるか?
その答えやヒントは、今までのクリエイティブテストや成功例の中に隠されていると思います。
特に、ヒットしていたけど、時代の流れ(薬事法の規制強化)で放送できなくなったクリエイティブです。

例えば、数年前、某会社さんがサメ肝油のサプリで行った手法。
モニターさんを用い、血液のマイクロチャンネルアレイ上の流れをアフタービフォアーで見せ、血液がサラサラになってビックリする様子を紹介していましたね。
新機能性表示制度を利用して、それを合法的に行えれば、やっぱり成功するでしょうね・・・。

また、アメリカの事例では・・・。
たくさんの愛用者さんが機能性表示の範囲で喜びの声を述べ、(日本ではNGだが)医師が臨床試験結果などを解説する手法。
日本の場合、学者さんや開発担当者が解説するのが良いのでしょうね。まあ、どこまで表現が許されるかの微妙なラインは、実際に制度導入から数年経たないと明確にならないでしょう。

ここ最近は、こういったクリエイティブを意識して、機能性表示制度に取り組まないと意味が無いと感じ始めています。
売れる商品のためには、売れる原料作り、その原料作りには、素材の優れたクリエイティブ開発が重要です。
機能性表示制度のシステマティックレビューもヒト臨床試験も、そのクリエイティブ開発の一環でしかないのです。
そのことをよく認識して、新機能性表示制度に備える必要があるのです!

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

kuri photoM2株式会社アンチエイジング・プロ COO/順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。