ここ最近、ビジネスって弱肉強食で、あっという間にビジネスが消されてしまう/衰退させられる現状を目の当たりにしています。一番痛切に感じるのは、コンビニコーヒーの勢いです。
ここ最近の例をまとめてみました。

・コンビニコーヒー←缶コーヒー(喫茶店も若干は影響)
・デジカメ←フィルム
・動画配信←レンタルビデオ
・100円ショップ←雑貨屋や文具屋など
・スマホ←ガラ携サービス(占いなど)
・スマホやタブレット←パソコン
・スマホのアラーム←目覚まし時計
・スマホゲーム←家庭用ゲーム機器
・ユニクロなどファストファッション←旧アパレル
・ニュース配信アプリやチラシアプリ←新聞
・大型スーパーやドラックストア←商店街
・セルフのガソリンスタンド←人が入れるガソリンスタンド

どれもあっという間に市場が動いてしまうのが特徴です。消されてしまう/衰退させられる側が全く抵抗すらできない特徴があります。
まあ、コンビニコーヒーは、消費者にとってありがたい商品ですが、オマケを付けるなどしてコンビニを優遇していた缶コーヒーメーカーは、たまんないでしょうね。
さらに、ここ最近、徐々に市場が変わりつつあるものに、以下のようなものがあると思います。

・EC←店舗型小売業
・電車書籍←本屋さん
・楽天やアマゾン←自社ドメイン通販
・エステの脱毛←脱毛専門店

IT革命後のここ15年の間、ビジネスのライフサイクルは、非常に短くなる傾向が強くなっています。
規制緩和なども関係していると思いますが、市場に溢れる情報量が多くなり過ぎているのも大きな一因だと思います。
どんどん対応していかなければ、すぐに置いていかれる厳しい市場です。
こういった世の中は、幸せ指数(幸福度)も低くなってしまうでしょうね。

我々の健康食品業界にも、このような市場の変化が起こる可能性があるのかな?と怖くなってしまうこともあります。
その可能性の一つが新機能性表示制度だと思います。
ゴミのような商品が消えることは良いことだと思います。一方、参入障壁が高くなり大手さん優位のビジネスになる可能性もあります。
注意して市場の変化に対応できればと考えております。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。