原料受託バンクは、販社さんより主に受託加工会社や企画屋さんが利用している傾向があります。原材料ランキングから今後の新商品動向見えてきます。市場動向と一緒に、そのランキングの理由をひも解いてコメントしてみました。

1位 コラーゲン
2位 プラセンタ
3位 グルコサミン
4位 レスベラトロール
5位 アスタキサンチン
6位 コンドロイチン硫酸
7位 酵素
8位 乳酸菌
9位 DHA
10位 セラミド

1位 コラーゲン

コラーゲンといても、美容目的のⅠ型コラーゲンと関節目的のⅡ型コーラゲンが存在します。美容系のコラーゲンは完全に成熟している素材なので、コラーゲンドリンクのコストダウンやリニューアル目的で検索されている可能性が高いです。また、関節系のⅡ型コラーゲンの方がアクセスが増えているのではないか?とも考えています。弊社でも、非変性Ⅱ型コラーゲン素材の案件成約が増えています。

2位 プラセンタ

徐々に成熟してきたプラセンタの市場ですが、国産プラセンタの市場は、まだ伸びている感があります。また、メーカーによって、若干、供給が不安定のようです。弊社も、問い合わせのほとんどは、国産SPF豚プラセンタを安定供給できますか?というものです。特徴のあるプラセンタエキスを探してアクセスされているように思えます。

3位 グルコサミン

先日、原料受託バンクの桑高社長とお話しした際、アクセスが伸びていたのは、アセチルグルコサミンでした。関節素材としてだけでなく、プレ・ヒアルロン酸として美容ニーズも高い素材ですから。弊社も、中国産の安価なアセチルグルコサミンの問い合わせが増えています。クリエイティブ表現についての問い合わせも多いです。グルコサミンの市場も成熟しているので、その成熟感を払しょくする一手として、アセチルグルコサミンを活用しようとしている会社さんが多いのだと考えております。

4位 レスベラトロール
この素材も、安定期に入ったという感じがします。定番商品として導入される会社さんも増えております。
赤ワイン原料の場合、赤ワイン換算量がお得感を出せるので、副材としても利用し易いので、重宝されているのだと思います。弊社では、美容系商材向けを中心に、主剤より副材としての利用が増えていると考えています。

5位 アスタキサンチン
市場価格の高騰が影響していると考えています。また、今、米国でブレイクしているのも影響している考えられます。

6位 コンドロイチン硫酸
Ⅱ型コラーゲンを規格したコンドロイチン原料が表れ始めたので、その影響が出ているように感じます。

7位 酵素
若者向けのネット系の市場では、落ち着いた感がありますが、シニア市場では、遅れながら、安定的な市場が作られつつある傾向もあります。

8位 乳酸菌
植物性ナノ型乳酸菌など、一部の乳酸菌の市場が伸びています。人気の定番原料ですが、この花粉症シーズンは、アレルギー対策の素材を探した方が多かったのでは?と考えています。

市場も常に変化しています!
また、その変化によって、素材のライフサイクルも変化しています。
そして、成長期の素材は、上位にランキングされる傾向があると考えています。ある意味、旬な素材です。
弊社では、常に市場動向を意識した原料製品ラインアップを心がけています。私も、この情報を上手く利用していきたいと思います!