今日は、下請けの会社と商談しました。

先方からの要望で、通販のマーケティングについて、いくつか質問されました。

その一つが広告の費用対効果に対してでした。

リピート商材の平均的な値を知り、非常にびっくりしていました。あまりの低さに。

改めて、業界の違いを認識しました。

今の通販健康食品の商品設計は、販売/マーケティング戦略を立ててから設計されているものは非常に少ないです。感覚的に作られているものがほとんどです。

しかし、業界が成熟し始めた今、それでは勝っていけないのです。

今後は、健康食品も、作り手側と売り手側が明確に線引きされると考えています。
今まで作り手側が担っていた商品戦略の部分が売り手側に移行するでしょう。

受託加工会社さんも、下請けに徹しながら、売り手側の会社とパートナーシップを組む必要性が出てきます。
現実、そういったオファーも二つほど持ち上がっています。

今は、その変換期です。
化粧品や一般食品の今が、将来の健康食品の形です。

商品開発は、企業において売り手側のゼネラリスト的な人間が行うことになるでしょう。

でも、そんな人間は、早々に育成できないので、私のような中間の人間へのニーズが高まると考えています。信じています。

まあ、それも、業界が完全に成熟するまでですが。




この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。