マーケティングミックスとは、マーケティング戦略において、望ましい反応を市場から引き出すために、ツールを組み合わることです。
これには今日、4P理論と4C理論があります。

★4P:売り手側の視点
Product(製品)
    製品、サービス、品質、デザイン、ブランド 等
Price(価格)
    価格、割引、支払条件、信用取引 等
Place(流通)
    チャネル、輸送、流通範囲、立地、品揃え、在庫 等
Promotion(プロモーション)
    販売促進、広告、ダイレクトマーケティング 等

★4C:顧客側の視点
Consumer(消費者のニーズとウォンツの解明こそが商品である。)
Cost(価格はコストの一部。消費者は商品の価格だけではなく購入コスト、時間コストを費やしている。)
Convenience(場所ではなく買い易さが大切。)
Communication(広告は売り込むのではなく納得させること。)

成熟し始めた健康食品業界、こういったマーケティング視点で商品開発を行っていく時代に突入したと思われます。

今までのように、市場で売れてそうなもの、売れると思うものを作り続けても、勝てない時代になりつつあると考えます。

私は、こういったマーケティング理論を健康食品の商品作りに反映していきたいと考えています。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。