健康食品の商品開発は、メーカーが行うもの、そんな常識は、無くなりつつあります。

実際、数十億を売り上げている会社でも、ほとんどが受託加工会社や企画会社に依存してます。

大手企業ほどその傾向が強いです。

なので、私への商品開発の依頼も止まらないのである♪

さて、質問です。
商品開発は、だれが行うべきでしょう?

1.理系研究員もしくは商品開発専任担当

2.マーケティング担当

答えは、この二つのどちらでもありません。商品開発する人間は、両方を知っておくべきです。
販売と商品開発を同時にこなす社長さんのように、マルチにこなしている人間の方が良い商品を作れる傾向があります。

●理系の研究者よりの人間
ついつい自己満足な商品に走りがちです。
私もそうでした。
自分が売りたいものを売る。

●マーケティング担当の人間
市場データに頼ってしまい、そこそこ無難な商品は作れても、原料の細かい部分までわからないため、ユニークな商品は作りにくいです。

この両方のバランスが必要なのです!

売れてる商品を作っている人間は、元からどちらかの人間で、もつ一方を学んだ人間が大きいです。

あとは、経験です。
たくさんの経験と情報をもった人間ほど、良い商品が作れます。

こんな事例があります。

★事例
クライアント:美容整形クリニック
開発担当:医師と若い女の子
ターゲット:患者

いろいろな商品を作ったようです。でも、あまり売れませんでした。

理由は、市場におけるニーズを把握して、顧客目線の商品開発がなされていなかったため。
この時は、販売する窓口の女性が売りやすく、その女性も欲するものを心掛けて設計しました。

ちょっと商品開発にテコ入れしただけで、クライアントもびっくりするほど商品が売れました。

商品は、販売の肝です。商品開発する人間が変わるだけで売上が変わります。
なので、この健康食品の商品開発は、プロのサポートがあっても良いのです。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。